ベッド、リビングに居座る

嫁が騒いでいる。生まれてくる赤子のスペースが無いとうるさい。何を今更いってるのかわからない。無いものは無い。

今現在、私たちはアパートに住んでおり、間取りは2DK、リビングと寝室、キッチンがそれぞれ6畳くらいずつある。収納スペースは、各部屋に1畳弱あるが、4年も住んでいれば、そんな収納スペースが余っているはずがない。そんな我が家の状況に嫁が物言いをつけた訳だ。嫁から赤ちゃんのお迎え準備について長々と説明を受けたが、ざっくりまとめると、①赤ちゃん用品を置いておく場所の確保をしろ、②赤ちゃん寝る場所をエアコンのある場所にしろ、ということらしい。①のスペース確保は、不要品の整理でなんとかなるが、②が厄介だ。嫁はベッドで赤ちゃんと添い寝がしたいらしく、ベッドをエアコンの無い寝室から、エアコン付きのリビングに移動させろということだ。なおかつ、嫁は妊婦のため頼りにはできないので、私一人で対処する必要がある。父の威厳なんてあったもんじゃない。赤ちゃんのためだからという免罪符を得た嫁に怖いものはないのだ。弱さは強さと同義、弱肉強食が成り立たない世界こそ民主主義だ。(なんの話だ?)

とはいえ、赤ちゃんのためだからねと笑顔の嫁を横目に、一人でヘラクレスばりの苦行に耐えた私を褒めてほしい。

 

ひとりごと

腕、ぱんぱん